戦略おすすめ本『良い戦略、悪い戦略』コラムまとめ

『良い戦略、悪い戦略』リチャード・P・ルメルト

これまで、100冊以上のマーケティング本・戦略本を読んできましたが「一番好きな経営戦略本は、何か?」と聞かれれば「良い戦略、悪い戦略」と答えます。

著者は戦略論の大家「リチャード・P・ルメルト」。「世界で最も影響力のあるビジネス思想家ラインキング」に毎年選出されている大御所です。

過去7回以上読んでいる「良い戦略、悪い戦略」のコラムまとめサイトを作りました。


1.経営戦略の基本フレームワークー診断、基本方針、行動


本書の戦略思考法のベースとなる「経営戦略の基本フレームワークー診断、基本方針、行動」について解説します。


ルメルトは、「良い戦略は、『診断』『基本方針』『行動』という基本構造を持っている」と言います。

企業戦略コンセプトの基本構造として、「診断→基本方針→行動」という、シンプルな戦略思考プロセスを使いこなしましょう。

戦略おすすめ本『良い戦略、悪い戦略』コラムシリーズ

こちらのコラム記事を読みたい方はIBMにみる経営戦略フレームワーク活用法「診断→基本方針→行動」をご覧ください。

2.実行できる戦略立案のコツ-良い戦略に「設計」あり

『良い戦略、悪い戦略』では、「良い戦略9つの強みの源泉」を示し、1つ1つ解説しています。1つ目が、「近い目標」です。

「戦略は良いが戦略実行に問題がある」「戦略よりも実行が大事だ」といった、戦略と実行を切り離した議論をよく聞きます。一方。そもそも「実行可能な戦略を作るべき」という立場の人もいます。

さて、ここで「実行できる戦略」とは、どんな戦略なのでしょうか。良い戦略の源泉が「戦略設計」です。

戦略おすすめ本『良い戦略、悪い戦略』コラムシリーズ

こちらのコラム記事を読みたい方はハンニバルにみる、実行できる戦略立案のコツ-戦略は「設計」であるをご覧ください。

3.良い戦略目標とは、手の届く実現可能な「近い目標」である

『良い戦略、悪い戦略』では、「良い戦略9つの強みの源泉」を示し、1つ1つ解説しています。1つ目が、「近い目標」です。

戦略において、「近い目標」とは、「手の届く距離にあって十分に実現可能な目標」を意味します。近い目標は高い目標であってもよいですが、達成不可能な目標ではいけません。

「近い目標」ではなく、もっと大きな目標がよいと考える人もいるでしょうが、それは「近い目標」と「低い目標」と混同している可能性があります。

戦略おすすめ本『良い戦略、悪い戦略』コラムシリーズ

こちらのコラム記事を読みたい方はアポロ計画にみる、良い戦略目標設定のコツー「近い目標」を設定するをご覧ください。

参考情報

戦略おすすめ本『良い戦略、悪い戦略』コラムシリーズ




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