マネジメント研修

マネジメント研修とは

マネジャー、管理職には、「継続的にチームで成果を上げ続けること」が求められます。そのためのスキルとして大別するとマネジメントとリーダーシップの二つの役割が求められます。
・マネジメント:業務を管理し目標達成すること、またはその活動
・リーダーシップ:ビジョンを構想し共有すること、またはその活動。変革や挑戦などもこちらに含まれる。

マネジメント研修では、マネジメントとリーダーシップを行っていくうえで必要となる6つ活動を行うためのスキルを身につけて頂きます。
6つの活動とはすなわち、マネジメントに関わること4つ:①個人の能力開発・・・部下指導、②チームビルディング・環境整備・・・チーム作り、③労務管理、④計数管理、とリーダーシップに関わること2つ:⑤ビジョン構想、⑥ビジョン共有、です。


それぞれ具体的には下記の通りです。
①個人の能力開発・・・部下指導:チームメンバー一人ひとりの能力開発を支援します
②チームビルディング・環境整備・・・チームづくり:チームメンバーが能力を発揮しやすい環境を整備します
③労務管理:チームの稼働に無理や無駄が生じていないか、チームの状態を管理します
④計数管理:どの程度、計画を実行、達成できているか、数値で遂行状態を把握します
⑤ビジョン構想:チームメンバーがワクワクできる目標・到達地点を描きます
⑥ビジョン共有:ビジョンを示し、チームメンバーの気持ちをビルドアップします

マネジメント研修の課題別おすすめプログラム

マネジメント研修をご希望されるお客様からは下記のような課題を頂くことが多いです。
①    新任管理職にマネジャーとして必要なスキルを総論的に身につけて欲しい
②    ビジョン構想や戦略構築力を身につけたい
③    部下を育て組織全体を強いものにしたい
④    マネジャー自身の業務効率を上げたい
⑤    コンプライアンスやハラスメント等最低限の必要事項をインプットしたい

①    新任管理職にマネジャーとして必要なスキルを総論的に身につけて欲しい

一般社員から管理職に上がった瞬間に役割が大きく変わります。今までプレイヤーとして成果を上げることだけに注力していけばよかったものが、マネジャーとしてチームでの成果を上げることが求められます。
その際に必要な活動として上述した6つの活動が求められて生きます。
シナプスの管理職研修では、課長職(ファーストラインマネジャー)として必要なスキルの全体像を身につける研修をご用意しています。
[1] 戦略構築
[2] 目標管理と部下育成
[3] 事業計画とKPI管理
[4] コンプライアンス
[5] リーダーシップと自己成長

新任管理職研修(課長研修)


②    ビジョン構想や戦略構築力を身につけたい

マネジャーとしてビジョンを描き戦略を構築するためには、経営理論、競争戦略理論をもとに、事業戦略を描く力が必要になります。
絵に描いた餅でない、事業上達成が必要なビジョンを構想する上で必要なスキルを身につけて頂きます。
経営戦略研修

③    部下を育て組織全体を強いものにしたい

業績達成のプレッシャーが強い組織においては、組織での短期的な成果を追い求めるあまり、メンバーが疲弊し、育たない、往々にして退職者やメンタル不調者が続出する、というケースも見受けられます。これらの状況を打破し、中長期的に強い組織にするためには、メンバー1人1人に目を向け、モチベーションの維持・向上、人材育成が欠かせません。
メンバーの成長を促し、事業成果につなげるために管理職、マネジャーが何をするべきなのか、基本的な考え方を身につけて頂きます。
組織マネジメント研修

④    マネジャー自身の業務効率を上げたい

中間管理職は、プレイングマネジャーも増えてきており、ご自身のプレイヤーとしての仕事、マネジャーとしての仕事の他、例えば、コンプライアンスやハラスメントに関することや部門横断会議への参加等、様々なタスクが存在しています。これらを効率よくさばいていくためには「タスク管理力」が求められます。
シナプスでは、業務効率を上げるためのタスクマネジメント研修をご提供しています。一般的な「マネジメント研修」の内容とは異なりますが、多くの管理職に求められるスキルです。
タスクマネジメント研修

⑤    コンプライアンスやハラスメント等最低限の必要事項をインプットしたい

2022年4月よりパワハラ防止法(労働施策総合推進法)が中小企業も含め義務化されました。社会的要請からも「ハラスメント」対策が企業に求められています。また、同時にコンプライアンス違反による企業へのダメージが様々なところで現実化しています。
これらの社会的な変化を踏まえてマネジャー向けにコンプライアンス意識の醸成やハラスメント対策に踏み出しています。
シナプスでは、単なる法令順守だけではない、実務者がみにつけるべきコンプライアンスの考え方から、マネジャーとして最低限知っておくべきハラスメントの考え方などを研修でご提供しています。
コンプライアンス研修・ハラスメント研修

シナプスのマネジメント研修が人気の理由

テーマごとに経験豊かなスペシャリストをアテンド

シナプスのマネジメント研修を担当する講師は、各分野のスペシャリストです。
数多くの企業に対して実務指導をしてきたコンサルティングだからこそ、生々しい現場を語ることができるのです。
教科書的な知識ではない現場の現実をインプットし、まさに実務家を養成することにフォーカスしています。

柔軟にプログラムを組み合わせ、カスタマイズしてご提案

シナプスはコンサルティングを生業としています。
ゆえに各研修プログラムを御社の業界、社内環境、受講生の職種や業務特性、職務、階層などに応じて、柔軟にカスタマイズしてご提供します。
担当コンサルタントにわがままを申し付けていただくことを一同期待しております。

多くの協働ワークを用いて、受講生間のネットワークを構築

実務スキルを鍛えるためには演習は不可欠です。
よってシナプスのマネジメント研修は数多くの演習を設けています。
そして、研修中のコミュニケーションを通じて、受講生間のネットワークを構築するといった副次的効果も得られます。
同じ立場に立つ受講生同士の、組織を超えたネットワークやコミュニケーションを活性化することで、ビジネスの成果にもつながるはずです。

マネジメントの役割とは

継続的にチームの成果を上げ続けること

マネジャー・管理職には、チームで継続的に成果を上げ続けること、そのために具体的に次の6つを実行することが求められます。

  1. 部下指導:チームメンバー一人ひとりの能力開発を支援します
  2. チームづくり:チームメンバーが能力を発揮しやすい環境を整備します
  3. 労務管理:チームの稼働に無理や無駄が生じていないか、チームの状態を管理します
  4. 計数管理:どの程度、計画を実行、達成できているか、数値で遂行状態を把握します
  5. ビジョン構想:チームメンバーがワクワクできる目標・到達地点を描きます
  6. ビジョン共有:ビジョンを示し、チームメンバーの気持ちをビルドアップします

(組織)マネジメントとリーダーシップ

上述のマネジャー・管理職に実行が期待される6つの行動のうち、部下指導、チームづくり、労務管理、計数管理の4つは「(組織)マネジメント行動」に分類され、ビジョン構想と共有は「リーダーシップ行動」に分類されます。

つまり、マネジャー・管理職には、(組織)マネジメントとリーダーシップのどちらも必要となります。

マネジメント研修の目的とゴール・・・なぜマネジメント研修が必要なのか?

転職の場合を除き、多くはプレイヤーとして業務実績を上げてマネジャー・管理職に昇格します。業務に精通しプレイヤーとして成果を上げてきたからこその抜擢なのですが、プレイヤーとして優秀であることと、マネジメントができること、は同じ能力が求められるわけではありません。

マネジャー・管理職は、チームとして成果を上げ続けるために上に述べた6つの行動を起こさなければならないのですが、チームメンバーにはそれぞれの個性があるため、自分自身をコントロールするのと同じようにはいきません。特に新任管理職にとって、上述の6つの行動はそれぞれ重たく感じられるものでしょう。

また、チームを率いる・統率するということは、チームの成果に説明責任をもつことでもあります。プレイヤー・一般社員は、自分自身の行動と成果について説明できれば足りますが、マネジャー・管理職はチームとしての行動・結果に関して十分に説明を果たす義務があります。特に期待通りの成果がでていない場合、なぜなのか、どうすればいいのか、どう考えているのか、説明を求められることになります。

マネジャー・管理職として素養があると見込まれたから登用されたとはいえ、マネジメントとしての経験が浅いうちはうまく立ち回れず八方ふさがりな状態に陥ってしまうことも多くあるでしょう。加えて、プレイヤーを兼務していたり、マネジャー・管理職として速成することを求められていることも多く、少しずつ段階的に経験を積むことが許されない状況も散見されます。

経験を補うのは「知識」です。マネジャー・管理職の速成を期待されているからこそ、マネジメントの基礎知識を学び、経験値を補足するためのマネジメント研修の必要性が高まっていると考えられます。

マネジメント研修のよくある質問

Q:カスタマイズは可能ですか?
A:お客様のご要望に合わせてカスタマイズ可能です。よくあるカスタマイズのリクエストは、「●日間程度の研修にしたい」「研修項目として●●と●●を中心に実施してほしい」「課長が1日抜けるのは難しいので半日で構成できないか?」「宿題を多めに(少なめに)実施してほしい」などです。お客様企業の人材課題、受講者の業務状況、お客様のご予算感に合わせてコンサルタントが設計・ご提案します。

Q:受講者は何人まで大丈夫でしょうか?
A:何人でも対応可能ですが、お勧めは費用対効果の観点から12-25人程度です。あまり人数が多すぎると、一人一人の参加度合が薄れるのでMAXでも30名程度にすることをお勧めしています。数人などの少人数も対応可能ですが、議論が深まりにくいことと、費用対効果が相対的に悪くなるのであまりお勧めしていません。

Q:部長や本部長にもできますか?
A:部長や本部長向けには、企業経営全般やより高い視座で戦略を描く研修設計をお勧めしていますので、担当コンサルタントにご相談ください。本研修はあくまでも課長レベル(ファーストラインマネジャー)向けの設定になっています。

Q:管理職候補者にもできますか?
A:内容的には勿論可能ですが、実務課題を宿題として課すような設計が多いので、候補者の場合は「管理職になったらどうなりたいか」を想定した形に調整することをお勧めしています。

マネジメント研修で使う資料・ツール


一問一答で学ぶ 会計の基礎(一問一答シリーズ) 松浦 剛志, 蝦名 卓他


0秒で動け 「わかってはいるけど動けない」人のための 伊藤羊一


マネジメント研修の講師一覧


  • 家弓正彦
  • 後藤匡史
  • 松浦剛志
  • 伊藤羊一
  • 杉山浩一

企業研修・社員研修の講師一覧


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