デジタルマーケティング研修 | デジタルマーケター人材育成講座プログラム

シナプスのデジタルマーケティングの研修は、入門・基礎~上級レベルまで課題に合わせてカスタマイズでご提供。貴社の課題解決につながるよう研修コンテンツをカスタムメイドいたします。実行をお急ぎの企業様には、研修に併せてコンサルティングや実行のサポートも可能です。少しでも気になる方は、お気軽にご相談ください。

最終更新日:2024年1月17日


デジタルマーケティング研修

デジタルマーケティング研修

シナプスでは、デジタルマーケティング研修を提供しています。実行をお急ぎの企業様には、コンサルティングや実行支援も併せて提供いたします。

デジタルマーケティングの研修内容は、入門・基礎~上級レベルまで提供可能です。まずは貴社の課題をヒアリングし、課題解決につながるようカスタマイズした研修コンテンツを用意し、提供いたします。あらかじめ用意した研修コンテンツをそのまま提供する形式ではありません。少しでも気になる方は、お気軽にご相談ください。

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デジタルマーケティング研修で解決できる課題

シナプスのデジタルマーケティング研修を受講いただくことで解決できる課題として、例えば次のようなものが挙げられます。

入門・基礎レベルの課題(例)

  • デジタルマーケティングを実践すべきかどうか判断がつかない。まずはどういうものなのか学びたい。
  • これからデジタルマーケティングを実行していきたいが、何をどうすればいいかわからない。
  • 有名企業のマーケターによるデジタルマーケティング講座を受講してきたが、そもそも企業の認知度や予算規模、商材やビジネスモデルが異なるため、現場の実務に応用できない。

中級レベルの課題(例)

  • 広告代理店やWeb制作会社との間で深い議論ができるように、デジタルマーケティングの手法や運用方法について詳しく学びたい。
  • デジタルマーケティングに詳しい担当者がいないので、人材育成していきたい。
  • すでにデジタルマーケティングを実行しているが、なかなかパフォーマンスが改善せず、何が原因なのかわからない。

上級レベルの課題(例)

  • これまでデジタルマーケティングを広告代理店やWeb制作会社に任せていたが、社内メンバーで実行できるようにインハウス化していきたい。
  • 社内の役割がWebサイト担当、Web広告担当、SNS担当、CRM担当で分かれているため、連携させつつ全体をデータ管理できるようにしたい。
  • 早く実行したいので、まずはコンサルティングや実行支援を依頼したい。その後で社内メンバーだけで実践できるように研修で人材育成していきたい。

上記意外の課題をお持ちの企業様も、ヒアリングしたうえで課題に合わせてカスタマイズした研修コンテンツを用意し、研修を行います。

施策の実行をお急ぎの場合は、研修だけでなくコンサルティングや実行支援も行っています。まずはお気軽にご相談ください。

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BtoBデジタルマーケティング研修のカスタマイズ事例


デジタルマーケティング研修・人材育成を先送りするリスク

デジタルマーケティングの重要性について、すでに理解されている方は多いと思います。一方で、デジタルの影響度がどれぐらい高まっているのか、明確にイメージしづらい方もいるかもしれません。データで確認してみましょう。

広告費で見たメディア別の市場規模



日本の広告費は、2021年からインターネット広告費(単体)が、マスコミ4媒体広告費(テレビ・新聞・雑誌・ラジオの合計)を上回りはじめています。

インターネット広告費は、2020年が22,290億円、2021年が27,052億円、2022年が30,912億円でした。
マスコミ4媒体広告費は、2020年が22,536億円、2021年が24,538億円、2022年が23,985億円となっています。

「インターネット広告費」から「マスコミ4媒体広告費」を引いた差額で見ると、2020年が -246億円、2021年が2,514億円、2022年が6,927億円と、急激に規模が拡大していることがわかります。

(出典:電通「2022年 日本の広告費」https://www.dentsu.co.jp/news/release/2023/0224-010586.html)


目的別の利用メディア調査

普段の生活において、目的別にどのメディアを最もよく利用するかを調べた結果、「インターネット」と答えた人の割合は以下のようになっています。

  • 仕事や調べものに役立つ情報を得る:84.9%
  • 趣味・娯楽に関する情報を得る:75.4%
  • いち早く世の中のできごとや動きを知る:60.1%
  • 世の中のできごとや動きについて信頼できる情報を得る:30.8%

(出典:総務省「令和4年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」https://www.soumu.go.jp/main_content/000887660.pdf)

比較対象のメディアは「テレビ」「ラジオ」「新聞」「雑誌」「書籍」「その他」です。この中で、ほとんどの目的で「インターネットを最もよく使う」と回答した割合が1番多くなっています。

BtoB商材の法人営業もデジタルマーケティングを無視できない

BtoB商材の購入を検討する際、製品・サービスの情報源については、「企業のWebサイト」と回答した割合が65.1%と最も多くなりました。
次いで「カタログ・パンフレット」42.3%、「営業員・技術員の説明(オフライン)」39.1%と続きます。
(出所:トライベック・ブランド戦略研究所「BtoBサイト調査 2023」https://brand.tribeck.jp/research_service/websitevalue/bb/bb2023/)

さらにBtoBでは、営業担当者に会う前に購買意思決定プロセスの57%まで進んでいる、という調査結果もあります。
(出所:Marketing Leadership Council ”The Digital Evolution in B2B Marketing” https://www.thinkwithgoogle.com/_qs/documents/677/the-digital-evolution-in-b2b-marketing_research-studies.pdf)

こうした中で、デジタルマーケティングを強化する企業は増加し続けています。新たな事業を立ち上げた最初のタイミングからデジタルに力を入れる企業がほとんどです。対応を先延ばしすると、競合にシェアを奪われてしまうことにもなりかねません。

一方で、「デジタルマーケティングを担当できる人材がいない」「デジタルマーケティングといっても何をどうすればいいかわからない」という企業様も多いようです。

シナプスでは、企業様のさまざまな課題をヒアリングし、課題解決につながる研修コンテンツを用意し、コンサルティングも提供しています。お気軽にご相談ください。

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デジタルマーケティングの研修カリキュラムと人材育成プログラム

「デジタルマーケティング」と言ってもその範囲は広く、業務内容もさまざまです。デジタルマーケティング研修も具体的にどのような内容のものがあるか、迷われる方も多いと思います。

そこでここからは、デジタルマーケティングの分野と仕事内容の簡単な説明、それに沿った研修内容について紹介いたします。

※シナプスの研修内容は、実際には貴社のご要望や課題に合わせてカスタマイズしたものを提供いたします。そのため以下で紹介するのは一例です。

戦略立案と打ち手の検討

デジタルマーケティングにおいても戦略とそこから導出された打ち手の検討が必要です。とはいっても、従来のマーケティング戦略と大きくは変わりません。例えば、「PEST」「Who-What-How」「3C」「4P」「STP」のようなフレームワークを活用しながら分析する点は同じです。

デジタル以前のマーケティング戦略立案と少し違うのは、仮説の検証や打ち手の妥当性を確認する際にデジタル上で得られるデータを活用する点です。

具体的な打ち手を考案する際には、デジタル上の購買行動モデルを理解し、トリプルメディア(オウンドメディア、ペイドメディア、アーンドメディア)の特性を理解する必要があります。

研修では、これらの用語やフレームワーク、デジタルデータを活用した検証方法が全くわからない方でも実務で実践できることを目指します。

KGI/KPIに基づくデータ分析とPDCAサイクル

打ち手の方向性が決まったら、マーケティングプロセスをデータで把握しつつ、PDCAサイクルを回しながら改善し続ける必要があります。

「データ分析」といっても、とにかく細かいデータを無数に取得すればいいわけではありません。目的から考えると取得する必要のないデータもあります。不要なデータをいくら分析しても、ムダな業務時間が増えていくだけ、という状況に陥ります。

そうならないために、まずはKGI、KPIを確認します。これらの指標に合わせて、必要なデータを取得して分析します。マーケティングプロセスのどこでユーザーが離脱しているかを数字で可視化し、成果地点に近い部分や離脱の大きい部分は優先的に次の手を打てるように業務を進める必要があります。

打ち手を決め(Plan)、小さ目に実行し(Do)、データを確認し(Check)、よかったものを徐々に強めて実行・悪かったものをストップする(Action)、という一連の流れがPDCAサイクルです。

研修では、重要指標に沿って必要なデータを分析し、マーケティングプロセス全体を管理しながらPDCAサイクルを実行できるようになっていただきます。

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SEO・LPO・EFO

デジタルマーケティング施策の実行段階で土台になるのが、オウンドメディアの運用です。オウンドメディアの運用で重要な手法には、SEO、LPO、EFOがあります。

新規事業開発プロジェクトを組成していただき、定石となる論理的事業開発アプローチを通じ、実際に新規事業計画を作成します。「VOCからビジネスアイディア発見」、「ビジネスモデル、事業計画の立案」の2パートから構成されます。

SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)

SEOは、Googleなど検索エンジンの検索結果で自社のホームページを表示されやすくし、そこから集客する手法です。ユーザーが情報を求めて検索したタイミングでホームページへ誘導できるプル型施策のため、商品・サービスと親和性の高いユーザーを集客できます。

研修では、Googleのアルゴリズムとガイドラインの主要な部分を理解し、それに沿ったWebサイトの構築の仕方やコンテンツを用意する方法について理解できるようになっていただきます。

LPO(Landing Page Optimization:ランディングページ最適化)

LPOは、ホームページにアクセスしたユーザーを「登録」「申し込み」「購入」などの成果地点でのアクションへ誘導するための、ページ制作の手法です。ホームページにアクセスするユーザーが増えても、なにもアクションを起こさず離脱されてしまうと成果につながりません。これを防ぎ、成果を最大化する施策です。

研修では、ホームページにアクセスしてくれたユーザーをできるだけ成果につなげやすくするページ制作の考え方、データを見ながら問題を見つけて改善していく手法について理解できるようになっていただきます。

EFO(Entry Form Optimization:エントリーフォーム最適化)

EFOは、ホームページにアクセスしたユーザーが「登録」「申し込み」「購入」など成果地点でアクションしたいと思ったときに、エントリーフォーム(入力フォーム)に必要事項をストレスなく記入してもらい、成果に繋げやすくする手法です。入力フォームでユーザーが記入に困ってしまうと、成果につながる直前でユーザーは離脱してしまいます。これを防ぎ、成果を最大化する施策です。

研修では、「登録」「申し込み」「購入」などのアクションを起こそうとしたユーザーがストレスなく入力できるフォーム作成の考え方、データを見ながら問題を見つけて改善していく手法について理解できるようになっていただきます。

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Web広告

デジタルマーケティングの実行段階で柔軟にコントロールしやすいものが、ペイドメディア、つまりWeb広告の運用です。Web広告にはさまざまな種類と分類の仕方があるため、やや複雑です。

Web広告で有名なものにYahoo! JAPANトップページ上部の広告枠があります。これは広告の種類としては「純広告(純広)」と呼ばれるものです。基本的には掲載期間単位での出稿・課金となり、Web広告の中では比較的コントロールしづらい広告メニューです。

また、GoogleやYahoo!の検索結果画面の上部や下部に表示されるテキスト広告は「リスティング広告」と呼ばれます。Webメディアやブログ内に表示される画像・動画広告は「ディスプレイ広告」と呼ばれます。

これらは、出稿や停止のタイミングを自由にコントロールできます。広告費が発生するのは、基本的にはユーザーが広告をクリックしたタイミングです。1クリックあたりの広告費も調整ができます。広告クリエイティブも自由に変更でき、ABテストによってパフォーマンスを改善していくことができます。

このように、さまざまな要素を自由にコントロールしながら運用できるWeb広告の総称を「運用型広告」といいます。

実際にはさらにさまざまな種類のWeb広告が存在します。研修では、Web広告にどのような種類・分類の仕方があるか理解できるようにし、目的や目標に応じて使い分け、広告のプランニングができるようになっていただきます。そのうえで、運用・改善の仕方を考えられるようになることを目指します。

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SNSアカウント運用

デジタルマーケティングの実行段階で、多くのユーザーがコミュニケーションしているところへ入っていって関係性を築いていくのがアーンドメディア施策です。特に影響力が大きいのがSNSアカウントの運用です。

SNSアカウントで発信する情報は、多くの人にとって有益な内容であれば、拡散され、広告にコストをかけずに自社や商品・サービスを知ってもらいやすくなります。一方で、不用意な内容を投稿してしまうと、炎上し、ブランドイメージを毀損するリスクもあります。

うまく拡散させつつ、不用意な投稿をしてしまわないことがSNSアカウント運用のポイントになります。これらは絶対的な法則性はないのですが、過去の事例からコツやポイントはあります。

研修では、こうしたSNS運用のコツやポイントについて、できるだけ多くの事例を紹介しながら解説します。多くの事例から、積極的に発信すべき情報と、注意すべき投稿を理解できるようになっていただきます。

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店舗型ビジネスの集客

顧客をリアル店舗へ誘導する際にも、デジタルマーケティングは大いに活用できます。

従来は、リアル店舗の集客には屋外広告やチラシなどが活用されてきました。現在もこれらはもちろん一定の効果はあります。しかし、インターネット上で位置情報が確認できるようになったり、スマートフォンが普及して移動しながら店舗情報を検索したりするようになった結果、リアル店舗の集客においてもデジタルマーケティングは欠かせない施策のひとつとなりました。

店舗型ビジネスの集客といっても、デジタルマーケティングの施策としてただGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に登録するだけでいい、というわけでもなくなってきました。ホームページで店舗を紹介する際のコツや、Web広告を出稿する際のポイントもさまざまあります。

研修では、リアル店舗で集客するためのデジタルマーケティング施策について、ユーザーの行動とそれに合わせた手法を理解し、実践できるようになることを目指します。

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CRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)

マーケティングがデジタル化し、CRMもさまざまな手法が誕生しました。中でも主流のメールマーケティングやLINEを活用した施策について理解を深めておく必要があります。

CRMは、一度興味を持って接点ができた「見込み顧客」との関係性を強化したり、「既存顧客」の満足度を高めたりすることで、LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)を最大化することができます。新たな広告費を使わずにLTVを高められるため、施策が成功すると利益率の改善につながります。

研修では、まず、マーケティングプロセス全体の中でのCRMの役割を理解できるよう解説します。そのうえで、メールやLINEを活用したCRMを実践できるようになることを目指します。

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デジタルマーケティングの研修カリキュラム・人材育成プログラムまとめ

シナプスでは、デジタルマーケティングについて貴社の課題に合わせてカスタマイズした研修コンテンツを用意し、現場の実務で役立つ実践的な研修を行います。

デジタルマーケティングの仕事内容も幅広いため、施策をいくつかの分野に分けて解説し、それに沿った研修イメージを解説しました。

仕事内容をまとめると、次の分野に分けられます。

  • 戦略立案
  • 打ち手の検討
  • KGI/KPIに基づくデータ分析
  • PDCAサイクル
  • SEO
  • LPO
  • EFO
  • Web広告
  • SNSアカウント運用
  • 店舗型ビジネスの集客
  • CRM

これら全体の人材育成を強化したいというご要望も、一部を強化したいというご相談も受け付けております。シナプスのデジタルマーケティング研修では、貴社の課題・人材育成のご要望に合わせてカスタマイズした研修を提供いたします。少しでも気になる方は、是非お問い合わせください。

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デジタルマーケティング研修 担当講師


山浦直宏(ヤマウラ ナオヒロ)

アユダンテ株式会社 データソリューション推進統括部 統括部長 チーフエグゼクティブコンサルタント 元立教大学経営学部兼任講師

読売広告社において、事業局、営業局、デジタルビジネス局を経て、ファーストリテイリング、トランスコスモスにて一貫してデジタルマーケティングに従事。2016年よりアユダンテに勤務。ネット広告の黎明期より一貫して、ネット広告、デジタルマーケティング畑を歩む。 アクセス解析には2003年より取組み、解析・コンサルティングの実績多数。2010年よりGoogle アナリティクス360を中心としたデジタルマーケティングコンサルティングに取り組む。これまでに行ってきた「Google アナリティクスIQ講座」では資格取得者1000名余を育成する一方で、立教大学のほか、多摩大学、東京都市大学、青山学院大学でも教鞭を執り人材育成にも取り組む。

このほか、一般向け講座・講演、業界誌やネットメディアなどでの執筆・寄稿多数。


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