ロジカル・プレゼンテーション研修

相手のニーズを踏まえ、説得のシナリオを考え、ロジカルな資料を作成し、エモーショナルに相手に伝えるためのテクニックを学ぶ、実践型研修。プレゼンの準備プロセスから説明シーン、質疑応答に至るまでの全プロセスを4つのステップに分けて、演習テーマに関する資料を実際に作成しながら学びます。コンサル現場で培ったプレゼン・ノウハウやテクニックを惜しみなくご提供。

ロジカル・プレゼンテーション研修のプログラム概要


多くのビジネスにおいて社内外を問わず、プレゼンテーションを行う機会が増えています。お客様からはソリューション提案をプレゼンすることを求められ、社内の報告や提案もある意味ではプレゼンテーションといえるでしょう。

しかし、その重要性はわかっていても、プレゼンテーションに苦手意識を持つ人は多いものです。

この研修では、プレゼンテーションの準備段階から説明シーンに至るまでの全プロセスを大きく4つのステップに分けて、考え方や作業手順をきめ細かく解説し、実際に受講生一人ひとりに一連の作業を体験して頂きます。

実作業からプレゼンテーションの本質を理解し、作業手順をマスターした後は、ロールプレイングでの受講生同士のフィードバックによりご自身のプレゼンの強みや弱みを客観把握できます。



ロジカル・プレゼンテーション研修|対象者


  • 顧客に対してソリューション提案をプレゼンテーションする立場にある営業パーソン
  • 社内に向けてプレゼンテーションの機会の多い部門責任者、現場リーダー、メンバー
  • 部下後輩を指導する立場にある管理者、現場リーダー

目的、ゴール


  • 論理的かつ説得力あるプレゼンテーションのシナリオを設計できる
  • わかりやすいプレゼン資料、提案書を描くことができる
  • 信頼感につながるプレゼンテーションを行うことができる

ロジカル・プレゼンテーション研修の導入事例


自動車部品メーカー様:プレゼンテーション研修(実践編)事例


古賀様

以前、他社のプレゼンテーション研修を受けたことがあるのですが、教科書的に全てを網羅するような内容でした。 一方でシナプスさんの、「ロジカルプレゼンテーション研修」では、必要でない内容は全てそぎ落とされていました。本当に大切なプレゼンテーションのエッセンスのみを実践を交えながら繰り返し教えてくれたので、とても腹落ちするものとなりました。実際の業務成果に直結する内容だったため、大変満足しています。



あいおいニッセイ同和損害保険様


あいおいニッセイ同和損害保険株式会社は、自動車保険や火災保険などの損害保険全般を取り扱う保険会社です。とくに自動車保険には強みを持っており、業界をリードし続けています。


佐藤様

ビジネスにおけるプレゼンテーションにおいては、「人・組織を動かすことが目的である」ということが一番の“気づき”でしょうか。 ビジネスにおけるプレゼンテーションでは、「行動を変えることができなければダメ」なわけです。



大手製薬会社様


様々な職種の方を対象にご自身の業務にかかわるテーマを持ち寄っていただきました。(ex.働き方改革、社内業務改善、リクルート用会社PRなど)
ロジカルプレゼンテーションのステップごとにレクチャーしたうえで、個人ワークを進めていきました。
最後にプレゼン用ドキュメント(手書きのラフ資料)を完成させ、全員の方にプレゼンテーションロールプレインを行いました。
プレゼンテーション慣れしていない方も作業手順からきめ細かく指導することで、ひと通りのプレゼンテーション体験ができました。


メガバンク様


法人営業部隊の皆さんに実在する企業様を対象とした提案プレゼンのロールプレイングを行いました。
幹部の方は、提案力が弱いという問題意識をお持ちで、特にロジカルなシナリオ作りに力を入れてプレゼン力の強化を図りました。


大手カード会社様


営業力強化の一環で、プレゼンテーションスキルの強化に取り組みました。
テーマは、重点戦略商材を自動車ディーラー様に提案するシーンを想定してプレゼンテーションを行いました。商品説明にとどまらず、お客様のメリット訴求が最大の課題となりました。

某大手建築設計事務所さま


プレゼンテーションの基本プロセスを習得した後、実際の過去の建築コンペプレゼン資料例をテーマ例として使いながら、プレゼンテーション能力向上を図りました。改善した資料で、再度建築コンペプレゼンのロールプレイを実施。フィードバックにより、受講者一人ひとりの改善点が浮き彫りになりました。

ロジカル・プレゼンテーション研修|参考文献


たったの4STEPでこんなに通る!プレゼン

プレゼンテーションの準備プロセスから説明シーン、質疑応答に至るまでの全工程を4つのステップに分けて、詳細を解説しています。ロジカルなプレゼンテーションを完成させる様々なスキルやテクニックをご紹介します。

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シナプスのロジカル・プレゼンテーション研修の特徴


自分自身のプレゼンテーションの強み/弱みを知り、今後に生かす

シナプスのロジカル・プレゼンテーション研修では、全員がプレゼンテーションのロールプレイを行います。重要なのは、受講生同士の相互フィードバック、講師からのアドバイスなどを受け取ることです。

フィードバックを通じて自分自身のプレゼンテーションが客観的にどう見られているか?を知る貴重な学習機会となるのです。自分の強み/弱みを知り、今後の課題を明確化することで、研修後のプレゼンテーションに目標意識をもって取り組んでいただけます。



明日からすぐ効果が期待できる30種類の即効的ナレッジ

プレゼンテーションは経験を積み重ねて上達していくものですが、すぐに使えるテクニックも数多くあります。シナプスのロジカルプレゼンテーション研修では、コンサル現場で培ったプレゼンのテクニックを惜しみなく提供いたします。

準備作業やデリバリで使えるフレームワークやTips(コツ)、テクニックなど即実践できる30個のナレッジが盛り込まれ、学んだ翌日からすぐ活用することで、効果を実感してもらえます。

何かひとつでも実践に活用し、効果的だと思ったら、また別のひとつに取り組んでみる。そんな繰り返しで、徐々に、そして確実にプレゼンテーションの力は強化されていきます。

翌日から活用できるナレッジ30




プレゼンテーションフィードバックシート


マーケティング会社だからこそできる実践テーマで勝つための指導

ロジカル・プレゼンテーション研修の中で、作成~ロールプレイしていただく題材は、受講生ご自身の担当業務にかかわるテーマを取り上げることを推奨しています。

例えば、営業の方であれば「お客様向け提案」、内勤の方なら「社内業務革新の提案」「働き方改革の推進」などが挙げられるでしょう。

研修題材といえども、できるだけ現実に近い体験をすることで、習得したプレゼンテーションスキルを実務に活用するイメージを持てるでしょう。

シナプスのロジカル・プレゼンテーション研修は実践スキルの強化にこだわって設計されています。



ロジカル・プレゼンテーション研修のカリキュラム

プレゼンテーション概論
  • プレゼンテーションとは何か?
  • プレゼンテーションのアプローチオーバービュー
コンセプト設計
  • ゴール設定、オーディエンス分析、ニーズ分析、自己分析
【演習】:コンセプトシート作成(FAB分析)
 (ターゲット、ゴール、訴求ポイント分析)
シナリオ企画
  • シナリオ作成4つの手順
  • 情報の棚卸し(付箋ワーク、メッセージカード)
  • スケルトン構成、ピラミッドストラクチャー
【演習】:ピラミッドストラクチャーで論理的な根拠づけを行う
  • 詳細シナリオ設計
シナリオ基本モデル(DESC法・PREP法・SDS法)
④ストーリードレスアップ
(疑問・数値・コンセプトフレーズ、エピソード)
【演習】:スケルトンをもとに詳細シナリオを作成
     シナリオシートの活用
ドキュメント作成
  • シート設計
・メッセージ/ボディ型
・ワンシートワンメッセージ
  • 図解設計
 ・9つのチャート表現 / 9つのグラフ表現
【演習】:プレゼン用の資料を作成(A4用紙で手書き紙芝居)
デリバリ
  • デリバリのポイント
・基本ルール(voice、クセ、文章表現)
・豊かな表現力(ボディランゲージ、目線、問いかけ)
・自分らしさの演出(スピーチタイプ分析)
総合演習 【演習】:プレゼンテーションのロールプレイング
  • フィードバックシートによる受講生間での相互アドバイス
  • 講師からの直接フィードバック


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提案内容の説明に終始してしまい、独りよがりのプレゼンテーションが目立つ

多くの方が、プレゼンテーションを「自分の提案内容を説明すること」と誤認しているようです。例えば、営業パーソンのプレゼンテーションにありがちな例として、つい自社商品の特徴アピールに終始しているようなケースです。もちろんアピールは大切ですが、あくまで相手(顧客)のニーズに準じた顧客視点のプレゼンテーションであるべきです。

「人や組織を動かすプレゼンテーション」とはどのようなものでしょうか?
聞き手が現在抱えている課題を解決し、魅力的なメリットを感じたときに「よしやってみよう!」と行動を起こしてもらえるはずです。プレゼンテーションは、あくまで聞き手が主役であり、聞き手の期待や欲求に応えることがその本質です。シナプスのロジカルプレゼンテーション研修では、まず聞き手の分析、理解をもとに、相手目線のプレゼンテーションのシナリオを作ることを徹底指導しています。

あれも言いたい、これも伝えたい、情報過多で受け止めきれない、わかりづらい

プレゼンテーション行うということは、それを通じて相手に伝えたいメッセージがあるということです。その想いが強すぎると「あれも言いたい」「これも伝えたい」とつい情報を盛り込みすぎてしまいがちです。しかし、多くのプレゼンテーションのミスはこの「情報過多」に起因していることが多いのです。目指すべきプレゼンテーションとは重要な訴求ポイントが絞り込まれ、シンプルでわかりやすいものです。

言いたいことはわかるが、納得感がない

プレゼンテーションを通じて言いたいことはよくわかるが、何となく説得力がない、腹落ちしないということはありませんか?プレゼンテーションで目指すのは、相手が納得し、提案を受けいれてくれることでしょう。そこに不可欠なものは「論理性」です。明確な根拠が示され、論理的なシナリオで説得力があるシナリオ設計がカギとなります。言いたいことをひたすら熱く語る。もちろん熱意は大切ですが、一方で客観的な論理性を併せ持つと強いプレゼンテーションになります。


ロジカル・プレゼンテーション研修講師


家弓正彦講師

株式会社シナプス 代表取締役

松下電器産業株式会社にてFA関連機器のマーケティング業務を担当し、市場調査、商品企画、広告宣伝、販売促進など広くマーケティングの実務現場を経験。その後、三和総合研究所にて経営戦略コンサルティングに従事。1997年、シナプス設立。マーケティング戦略構築から、マーケティング施策の現場導入を支援する。企業研修、アフタースクールなど広くビジネスマン教育に取り組む。

プレゼン関連では『ワールドビジネスサテライト(テレビ東京) 「プレゼンの経済学」』にプレゼンの専門家として出演。


後藤匡史講師

株式会社シナプス 常務取締役

10年以上のマーケティング・コンサルタントを通じて、化粧品、外食、エンターテイメント、精密機器、医療機器、農業など多様な領域を支援。顧客の本質ニーズをつかむ「VOC経営」を提唱し、顧客起点の経営を実践する伝道師として顧客の企業文化変革をサポート。近年は、新規事業領域のコンサルティング・ワークショップを数多く手がけ、クライアント企業の新規事業立ち上げを支援、複数の新規事業を生み出す。

1973年生まれ、2007年シナプス入社、2008年取締役就任、2021年より現職。2021年よりアグリテックスタートアップのテラスマイル株式会社の非常勤取締役を兼任。
SMBCコンサルティング セミナー講師


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