KJ法とは
KJ法とは、文化人類学者の川喜田二郎(東京工業大学名誉教授)がデータをまとめるために考案した創造性開発の手法である。KJは考案者のイニシャルにちなむ。
KJ法の概要
アイデアや意見、または各種の調査の現場から収集された雑多な情報を1枚ずつ小さなカード(紙キレ)に書き込み、それらのカードの中から近い感じのするもの同士を2、3枚ずつ集めてグループ化していき、それらを小グループから中グループ、大グループへと組み立てて図解する。
この一連の作業の中から、テーマの解決に役立つヒントやひらめきを生み出す技法。
KJ法の使い方
KJ法の使い方としては、フィールドワークで多くのデータを集めた後、あるいはブレインストーミングにより様々なアイディア出しを行った後の段階で、それらの雑多なデータやアイディアを統合し、新たな発想を生み出すために行われるのが一般的です。
KJ法によるアイデア発想のやり方
KJ法は4ステップから構成されています。
- カードの作成:1つのデータを1枚のカードに要約して記述する。(※1枚に1つのデータだけ。複数書き込まない。)
- グループ編成:数多くのカードの中から似通ったものをいくつかのグループにまとめ、それぞれのグループに見出しをつける。
- 図解化(KJ法A型)
- 叙述化(KJ法B型)
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