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面接官研修おすすめ10選!研修会社の選び方と費用相場を比較

面接官研修は、面接官が候補者を正しく見極める力と、自社の魅力を伝えて入社意欲を高める力をロールプレイで鍛え、面接官ごとの評価のばらつきをそろえるための研修です。

おすすめの面接官研修を選ぶ時は、自社の採用課題に合う内容か、ロールプレイとフィードバックがあるか、自社の評価項目に合わせられるか、実施形式が合うかの4点を確かめましょう。

採用戦略から面接技術の強化までを扱う採用分野の研修を含め、人と組織に関する研修を全130講座以上そろえる研修会社として、株式会社アガルートも選択肢のひとつです。

■この記事で解決できる悩み

企業・社員研修をお探しですか??

  • 研修をやったことはあるが、中々効果が現れなかった
  • 自社にあった研修を実施したいが見つからない
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面接官研修おすすめ研修会社10選

面接官研修おすすめ研修会社10選

面接官研修のおすすめは、アガルートをはじめとする10社です。

公開講座で1名から受けるか、講師派遣で自社の評価項目に合わせて実施するかによって、選ぶべき研修会社は変わります。

株式会社アガルート

株式会社アガルートを中心とするアガルートグループは、採用分野を含め、人と組織に関する研修を全130講座以上そろえています。

人事・採用・評価・マネジメント・リーダーシップなど、企業の人と組織にかかわる幅広いテーマから研修を選べます。

採用分野の研修では、採用戦略からブランディング、面接技術の強化までを扱っています。

加えて、人事・評価・マネジメントまで幅広く扱うため、面接官研修を検討する企業にとっては、評価者研修や管理職研修もあわせて比べられる点が便利でしょう。

項目内容
費用要問い合わせ
提供形式要問い合わせ
時間・日数要問い合わせ
対象者面接官・面接に関わる社員・新任の面接官、現場の管理職・リーダー、人事・採用担当者・最終面接を担当する経営層・役員
主な内容採用分野を含む全130講座以上・採用戦略・ブランディング・面接技術の強化・人事・評価・マネジメント・リーダーシップ・採用面接官トレーニング(基礎・実践)

こんな人におすすめ

  • 面接官研修とあわせて評価者研修や管理職研修も検討したい企業:同じ研修会社で複数の研修テーマを比べられるため
  • 採用戦略から面接技術まで採用の進め方をまとめて見直したい企業:採用分野の研修で採用戦略から面接技術の強化までを扱うため
  • 人事・評価・マネジメントなど複数の研修テーマを比べたい企業:人と組織に関する研修を全130講座以上そろえているため

株式会社マイナビ

株式会社マイナビの面接官研修は、新卒採用の面接官が見極めと惹きつけの両方を1日でロールプレイ中心に学べる研修です。

学生を見極めるだけでなく、自社の魅力を伝える役割を担う面接官に向けて設計されています。

午前は面接官の役割と事前準備を学び、午後は導入・質問・傾聴といった面接の実施とロールプレイングを複数回行います。

加えて、STARモデルを使った構造化面接や、WEB面接のポイントも扱う内容です。

公開型と講師派遣型の2つがあり、公開型は1名から参加できるため、面接官が少ない企業でも始めやすいでしょう。

項目内容
費用公開型30,000円/人(税別)・講師派遣型は要問い合わせ
提供形式公開型/講師派遣型
時間・日数1日(7.5時間)・昼休憩1時間を含む
対象者採用担当者・面接に携わる人
主な内容ロールプレイングを複数回実施・面接官の役割・事前準備・面接の実施(導入・質問・傾聴)・WEB面接のポイント

こんな人におすすめ

  • 新卒採用の面接官をまとめて育てたい企業:学生の見極めと惹きつけの両方を扱う研修のため
  • 1人から公開型で受講させたい企業:公開型は1名から参加できるため
  • 学生の動機づけまで学ばせたい企業:自社の魅力を伝える面接官の役割を学べるため

マイナビの面接官研修はこちら▶

株式会社インソース

株式会社インソースの面接官研修は、模擬面接を通じて面接官としてのマインド・知識・スキルを実践的に身につけられる研修です。

公開講座「良い人材を見抜くための採用面接研修」では、面接の心構えと役割、応募者の「その人らしさ」をつかむ方法、評価の仕方を学びます。

面接での質問とやってはいけないことも扱い、最後は模擬面接で実践する構成です。

同名の講師派遣型(1日間)もあり、自社の面接官をまとめて受講させたい企業にも向いているでしょう。

さらに、オンライン面接に対応した1日間の公開講座もあり、オンライン型と来場型から受講方法を選べます。

項目内容
費用36,600円(税込)
提供形式公開講座/講師派遣型・公開講座はオンライン型・来場型から選べる
時間・日数1日間・公開講座・講師派遣型とも
対象者人事部・採用担当者、採用面接を担当する人
主な内容模擬面接で実践・面接の心構えと役割・評価の仕方・面接での質問とやってはいけないこと

こんな人におすすめ

  • 面接の基本を一通り学ばせたい企業:心構えから評価の仕方、模擬面接までを1日で扱うため
  • オンライン面接にも対応したい企業:オンライン面接に対応した公開講座があるため
  • 公開講座と講師派遣を使い分けたい企業:同じテーマで公開講座と講師派遣型の両方を選べるため

インソースの面接官研修はこちら▶

SMBCコンサルティング株式会社

SMBCコンサルティング株式会社の採用面接研修は、人材を見抜く力と応募者の入社意欲を高める力を、自社の要望に合わせた講師派遣研修で学べる面接官研修です。

採用面接官を担当する人事部・採用担当者を対象にした社内研修で、内容は要望に応じてカスタマイズできます。

カリキュラムは、面接官の役割と心構えから始まり、面接の流れと事前準備・段階別の質問・NG質問とNG対応・模擬面接へと進みます。

また、ハロー効果などの評価のゆがみを自覚させ、面接官同士の評価基準をそろえる点も特徴のひとつです。

項目内容
費用要問い合わせ
提供形式講師派遣型・内容のカスタマイズが可能
時間・日数10:00~17:00が目安
対象者採用面接官を担当する人事部・採用担当者
主な内容模擬面接まで実施・面接官の役割と心構え・事前準備と段階別の質問・NG質問・NG対応

こんな人におすすめ

  • 自社の選考フローに合わせて内容を組み立てたい企業:要望に応じてカスタマイズできる講師派遣研修のため
  • 評価のゆがみを面接官に自覚させたい企業:ハロー効果などの評価のゆがみを扱うため
  • 面接官同士の評価基準をそろえたい企業:面接官同士のルールを統一する内容を含むため

SMBCコンサルティングの面接官研修はこちら▶

一般社団法人日本能率協会

一般社団法人日本能率協会の面接官研修は、公開講座に1名から参加でき、模擬面接のロールプレイで面接スキルを1日で身につけられる研修です。

「ロールプレイで学ぶ 採用力向上セミナー[面接官トレーニング]」は、新卒・中途の採用担当者や、はじめて採用面接を行う人に向けた公開講座として開かれています。

受講者は面接担当者の心得・応募者の能力の見極め方・傾聴力と質問力を学んだうえで、参加者同士の模擬面接に取り組む流れです。

さらに、模擬面接のあとにはフィードバックを受けられるため、自分の面接の改善点が明確となります。

会場は東京・大阪・名古屋の3か所に加え、オンライン(Zoom)でも受講でき、遠方の拠点からも参加しやすいでしょう。

項目内容
費用71,500円(税込)
提供形式公開講座・東京・大阪・名古屋の会場/オンライン
時間・日数1日(10:00~17:00)
対象者新卒・中途の採用担当者、面接官としてスキルを高めたい人、はじめて採用面接を行う人
主な内容模擬面接とフィードバック・面接担当者の心得・能力の見極め方・傾聴力と質問力

こんな人におすすめ

  • 面接官を1~2名だけ受講させたい企業:公開講座のため少人数から参加できるため
  • はじめて面接を担当する社員を育てたい企業:はじめて採用面接を行う人を対象に含むため
  • 東京・大阪・名古屋の会場やオンラインから受講場所を選ばせたい企業:会場とオンラインの両方で開催しているため

日本能率協会の面接官研修はこちら▶

株式会社リンクアンドモチベーション

株式会社リンクアンドモチベーションの面接官研修は、自社の選考項目をもとに、面接官ごとの評価のぶれをそろえる研修です。

導入企業の選考項目をもとに研修を行えるため、学んだ内容をそのまま自社の選考に生かせます。

受講者はまず自身のコミュニケーションのタイプを知り、面接の3要素である項目・基準・手順を理解します。

そのうえで模擬面接を通して、3要素を実際の面接で使える形に落とし込む流れです。

また、オンラインでのディスカッションを通じて研修を行う企業も多く、拠点が離れていても取り入れやすいでしょう。

項目内容
費用要問い合わせ
提供形式要問い合わせ・オンラインでのディスカッション形式の実施例あり
時間・日数要問い合わせ
対象者面接官
主な内容模擬面接で3要素を習得・コミュニケーションのタイプ診断・面接の3要素(項目・基準・手順)

こんな人におすすめ

  • 自社の選考項目に沿って面接官をそろえたい企業:導入企業の選考項目をもとに研修を行えるため
  • 面接官ごとの合否判断のずれを減らしたい企業:面接の項目・基準・手順をそろえる内容のため
  • 面接官自身の癖を自覚させたい企業:コミュニケーションのタイプを知る内容を含むため

リンクアンドモチベーションの面接官研修はこちら▶

株式会社日本経営協会総合研究所

株式会社日本経営協会総合研究所の採用面接官養成研修は、自社の評価項目を使ったロールプレイと模擬評価を、目的・日数・予算に合わせて組み立てられる面接官研修です。

経験豊富な講師が出講して行う研修で、会場実施とオンライン実施の両方に対応しています。

基礎編で面接の目的・面接官の態度・陥りやすい人物評価を学び、実践編で質問の展開・評価の仕方・聞いてはいけない質問を扱う流れ。

事例研究のあとにはロールプレイを行い、学んだ内容を実際の面接に近い形で確かめる構成です。

さらに、プログラムは目的・日数・予算に合わせてカスタマイズでき、実際の評価項目を使って演習できる点も強みです。

項目内容
費用出講料25万円(1日)~(税別)
提供形式講師の出講による社内研修・会場実施/オンライン実施
時間・日数半日~1日
対象者新卒・中途の採用担当者
主な内容事例研究とロールプレイ・面接の目的と面接官の態度・質問の展開と評価の仕方・聞いてはいけない質問

こんな人におすすめ

  • 自社の評価シートを使って演習したい企業:実際の評価項目を使ってロールプレイと模擬評価ができるため
  • 半日から短時間で実施したい企業:標準の実施時間が半日から1日のため
  • 予算に合わせて内容を調整したい企業:目的・日数・予算に合わせてカスタマイズできるため

日本経営協会総合研究所の面接官研修はこちら▶

パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社

パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社の採用面接官トレーニングは、基本プラン約2時間から始められ、見極めと惹きつけの両面を課題に合わせて組み合わせられる面接官研修です。

面接官の心得・評価基準などの基本プランを軸に、深掘り質問・面接評価などの追加コンテンツを課題に応じて選べます。

したがって、「見極め」と「惹きつけ」のどちらを強化したいかに応じて、内容を組み替えやすい設計です。

オンライン研修と対面研修のどちらにも対応しており、研修の資料や録画データも受け取れます。

項目内容
費用要問い合わせ
提供形式オンライン/対面
時間・日数基本プラン約2時間・追加コンテンツあり
対象者自社の選考・面接を担当する人、新卒・中途の採用担当者
主な内容基本プラン+追加コンテンツ・面接官の心得・評価基準・深掘り質問・面接評価

こんな人におすすめ

  • 短時間から面接官研修を試したい企業:基本プランは約2時間で実施できるため
  • 課題に合わせて内容を足したい企業:追加コンテンツを組み合わせられるため
  • 研修内容を録画で社内共有したい企業:研修の資料や録画データを受け取れるため

パーソルビジネスプロセスデザインの面接官研修はこちら▶

株式会社アールナイン

株式会社アールナインの面接官研修は、累計800社以上の採用支援で培ったノウハウをもとに、面接官としての基本姿勢から惹きつけ・見極めまでをロールプレイで学べる研修です。

実践的なロールプレイを交えて指導し、面接官同士の採用基準をそろえることを目指します。

加えて、研修はオンラインと対面の両方に対応しています。

導入事例では、二次面接を担当する部課長クラス10名を対象に4時間の対面研修を行い、面接の基本知識・傾聴・見極め・ロールプレイングを扱いました。

項目内容
費用要問い合わせ
提供形式オンライン/対面
時間・日数要問い合わせ・導入事例は4時間の対面研修
対象者面接を担当する社員・導入事例は二次面接を担当する部課長クラス
主な内容ロールプレイで実践・面接官の基本姿勢・惹きつけ・見極めのスキル

こんな人におすすめ

  • 現場の管理職を面接官として育てたい企業:部課長クラスを対象にした導入事例があるため
  • 採用基準を面接官同士でそろえたい企業:採用基準の統一を目指す研修のため
  • 採用活動の仕組みづくりまで相談したい企業:採用支援の実績をもとに研修を行う会社のため

アールナインの面接官研修はこちら▶

株式会社PHP研究所

株式会社PHP研究所の採用面接官研修は、求める人材像を面接官同士で一致させる評価シートづくりから、動画撮影つきのロールプレイまでを1日で扱う面接官研修です。

一次・二次面接の担当者と最終面接官を対象にした対面集合型の講師派遣研修で、約20名での実施を想定しています。

前半は、面接官としての在り方と心構え・話し方と聴き方・面接の事前準備と流れ・オンライン面接の注意点を学ぶ内容です。

また、後半は評価シートの作成方法を学び、評価シートに基づくロールプレイングを動画撮影して振り返ります。

項目内容
費用要問い合わせ
提供形式講師派遣(対面集合型)
時間・日数1日
対象者一次・二次面接の担当者、最終面接官・約20名を想定
主な内容評価シートとロールプレイング・面接官の心構え・話し方・聴き方・評価シートに基づくロールプレイング(動画撮影)

こんな人におすすめ

  • 一次面接から最終面接まで面接官をまとめて育てたい企業:一次・二次面接と最終面接の担当者を対象にしているため
  • 評価シートを整えたい企業:評価シートの作成方法を学べるため
  • 対面で集中して実施したい企業:対面集合型の講師派遣研修のため

PHP研究所の面接官研修はこちら▶

面接官研修おすすめ10社の比較一覧表

面接官研修は、1名から受講するなら公開講座、自社の評価項目に合わせるなら講師派遣型と、実施形式で絞り込んでから比べると選びやすくなります。

10社の費用・提供形式・時間・主な対象者を一覧表にまとめました。

研修会社費用提供形式時間・日数主な対象者
アガルート要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ面接官・面接に関わる社員
マイナビ公開型30,000円/人(税別)公開型/講師派遣型1日(7.5時間)採用担当者・面接に携わる人
インソース36,600円(税込)公開講座/講師派遣型1日間人事部・採用担当者
SMBCコンサルティング要問い合わせ講師派遣型10:00~17:00が目安人事部・採用担当者
日本能率協会71,500円(税込)公開講座(会場/オンライン)1日採用担当者・はじめて面接を行う人
リンクアンドモチベーション要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ面接官
日本経営協会総合研究所出講料25万円(1日)~(税別)講師の出講(会場/オンライン)半日~1日採用担当者
パーソルビジネスプロセスデザイン要問い合わせオンライン/対面基本プラン約2時間選考・面接を担当する人
アールナイン要問い合わせオンライン/対面要問い合わせ面接を担当する社員
PHP研究所要問い合わせ講師派遣(対面集合型)1日一次・二次・最終面接の担当者

料金を公開している研修は公開講座が中心で、講師派遣型は受講人数や内容によって見積もりが変わります。

加えて、時間も約2時間から1日まで幅があるため、確保できる研修時間とあわせて比べましょう。

面接官トレーニングとは?面接官研修の概要

面接官トレーニング(面接官研修)とは、面接官が候補者を正しく見極め、自社の魅力を伝えて入社意欲を高めるための知識と技術を、ロールプレイを中心に身につける研修です。

研修会社によって「面接官研修」「面接官トレーニング」など呼び方は異なりますが、いずれも同じ研修を指しています。

ここからは、面接官研修の目的・身につくスキル・主なカリキュラムを順に解説します。

面接官研修の目的

面接官研修の目的は、面接の質を一定以上にそろえ、自社に合う人材を採用できる面接官を育てることです。

主な目的は次の3つ。

  • 候補者の能力や価値観を見極める:経歴の説明だけでなく、行動や考え方の根拠まで確かめる力を養う
  • 自社の魅力を伝えて候補者の入社意欲を高める:候補者の関心に合わせて仕事や職場環境を伝え、志望度を高める
  • 面接官ごとの評価のばらつきをそろえる:評価の観点と基準を共有し、誰が面接しても同じ物差しで判断できるようにする

このように、3つの目的のうち、自社がどれを重視するかによって、選ぶべき面接官研修の内容も変わります。

面接官研修で身につくスキル

面接官研修で身につくのは、質問力・傾聴力・評価力・惹きつけ力の4つです。

それぞれ面接の次の場面で役立ちます。

  • 質問力:行動や経験を深掘りする質問で、候補者の本当の力を引き出す
  • 傾聴力:候補者が話しやすい雰囲気をつくり、本音を聞き出す
  • 評価力:評価基準に沿って判断し、第一印象に引きずられる評価のゆがみを防ぐ
  • 惹きつけ力:自社の魅力を候補者の関心に合わせて伝える

また、本人に責任のない事項や思想・信条など本来自由であるべき事項を質問しないといった公正な採用選考の知識も、面接官に求められます。

※出典:「採用選考時に配慮すべき事項」厚生労働省

面接官研修の主なカリキュラム

面接官研修は「講義で面接の基本を学ぶ→質問や評価の演習→模擬面接のロールプレイ→フィードバック」の流れで進むのが一般的です。

カリキュラムの一例は次のとおりです。

  1. 面接官の役割と心構え:面接の目的と、候補者から見た面接官の立場を理解する
  2. 事前準備と面接の流れ:評価項目の確認から、導入・質問・締めくくりまでの進め方を学ぶ
  3. 質問の仕方と評価の仕方:深掘りの質問と、評価基準に沿った判断を演習する
  4. 模擬面接とフィードバック:面接官役・応募者役に分かれてロールプレイを行い、講師や受講者から改善点を受け取る

なお、研修会社によっては、ロールプレイを動画で撮影して振り返る研修や、自社の評価シートを使って演習する研修も用意されています。

面接官研修を実施する3つのメリット

面接官研修を実施する主なメリットは次の3つです。

  • 面接官ごとの評価基準をそろえられる
  • 採用のミスマッチを防げる
  • 候補者の入社意欲を高められる

面接官ごとの評価基準をそろえられる

同じ面接官研修で評価の観点と基準を学ぶと、面接官によって合否の判断が変わる状態を減らせます。

例えば、一次面接で高く評価された候補者が二次面接では低く評価されるといったずれは、評価基準があいまいなまま面接を任せていると起こりがちです。

面接官の好みや経験だけで合否が決まると、採用の質が面接官ごとに変わってしまいます。

研修で評価項目ごとに見るべき行動や発言を共有しておけば、誰が面接しても同じ物差しで判断しやすくなります。

評価のずれが減れば、選考の途中で自社に合う候補者を取りこぼすことも少なくなるでしょう。

採用のミスマッチを防げる

面接官研修で候補者の経験や価値観を深掘りする力が身につくと、入社後に「思っていた人材と違った」となるミスマッチを防げます。

面接では話し方の上手さや第一印象が評価に影響しやすく、受け答えが巧みな候補者ほど実力以上に見えることがあります。

過去の行動や経験の事実を聞く質問を研修で身につければ、面接官は候補者が実際に何をしてきたかを根拠に判断できます。

そのため、入社後に活躍できる人材を見極める精度も高まるでしょう。

ミスマッチが減れば、早期離職による採用のやり直しも防ぎやすくなります。

候補者の入社意欲を高められる

面接官が自社の魅力を伝え、候補者の話を丁寧に聴けるようになると、候補者の入社意欲が高まり、内定辞退の防止にも繋がります。

面接は企業が候補者を選ぶ場であると同時に、候補者が企業を選ぶ場でもあります。

そのため、面接官の質問の仕方や態度が、そのまま候補者が抱く企業の印象として残ることも少なくありません。

特に候補者が複数の企業を比べている選考では、面接官の対応が志望度を左右する場面があります。

面接官研修で惹きつけの技術を学んでおけば、選考を通じて候補者の志望度を高められます。

面接官研修の研修会社を選ぶ4つのポイント

面接官研修の研修会社は、採用課題に合う内容か・ロールプレイとフィードバックがあるか・自社の評価項目に合わせられるか・実施形式と人数が合うかの4点で選びます。

確認したい4つのポイントは次のとおりです。

  • 自社の採用課題に合う内容か
  • ロールプレイとフィードバックがあるか
  • 自社の評価項目に合わせてカスタマイズできるか
  • 実施形式と受講人数が合うか

自社の採用課題に合う内容か

見極めを強化したいのか、候補者の惹きつけを強化したいのかによって、自社の採用課題に合う面接官研修を選びましょう。

面接官研修は研修会社ごとに重点が異なり、見極めの質問や評価の演習が多い研修もあれば、自社の魅力の伝え方に時間を割く研修もあります。

また、一次面接と最終面接など、面接の段階によっても重視する内容は変わります。

一次面接では見極めと評価のそろえ方、最終面接では入社意欲の確認と動機づけが中心になるため、受講者が担当する段階に合う研修かを確かめておきましょう。

ロールプレイとフィードバックがあるか

面接は知識だけでは上達しにくいため、模擬面接のロールプレイと講師からのフィードバックがある面接官研修を選びます。

講義で質問の型を学んでも、実際の面接で候補者の答えに合わせて深掘りするためには練習が欠かせません。

ロールプレイのあとに講師から具体的な改善点を受け取れば、面接官は自分の癖に気づけます。

さらに、面接官役と応募者役の両方を体験できる研修なら、候補者側の受け止め方も理解できます。

自社の評価項目に合わせてカスタマイズできるか

自社の評価シートや選考項目を使って演習できる面接官研修なら、学んだ内容をそのまま実際の面接で使えます。

一般的な事例だけで演習すると、研修後に自社の評価項目へ置き換える手間が残ります。

そのため、研修会社を比べる際は、自社の評価シートを使った模擬評価ができるか、自社の選考フローに合わせて内容を組み替えられるかを確認しましょう。

カスタマイズの範囲は研修会社によって異なるため、問い合わせの段階で具体的に聞いて比べておきたいところです。

実施形式と受講人数が合うか

面接官研修は、受講者が数名なら公開講座、面接官をまとめて育てるなら講師派遣型、拠点が分かれているならオンライン研修が合います。

それぞれの形式が向く場面は次のとおりです。

  • 公開講座:面接官が1~2名で、まず少人数から受講させたい場合
  • 講師派遣型:面接官が多く、自社の評価項目に合わせて一斉に研修したい場合
  • オンライン研修:拠点が離れていて、移動の負担なく同じ内容を受講させたい場合

オンライン研修は公開講座と講師派遣型のどちらでも用意されていることがあるため、形式と人数をあわせて確認しておきましょう。

なお、受講人数と面接官の勤務地を先に整理しておけば、面接官研修の形式を絞り込みやすくなります。

面接官研修の実施形式と費用相場

面接官研修の実施形式は公開講座・講師派遣型・オンライン研修の3つで、費用は公開講座なら1人あたり3万円(税別)~7万円台(税込)、講師派遣型なら1日あたり25万円(税別)程度からが目安です。

なお、金額は本記事で紹介した研修会社のうち公式サイトに料金を掲載している研修をもとにした目安で、各社の詳細は比較一覧表で確認できます。

  • 公開講座:少人数から受講させたい企業向け
  • 講師派遣型:面接官をまとめて育てたい企業向け
  • オンライン研修:拠点が分かれている企業向け

形式ごとの特徴と費用相場を順に解説します。

公開講座の特徴と費用相場

公開講座の面接官研修は1人あたり3万円(税別)~7万円台(税込)が目安で、1名から参加できます。

他社の面接官と一緒に受講するため、自社の評価項目に合わせた演習はしにくい面があります。

一方で、少人数でも始めやすく、他社の面接官の考え方に触れられる点は公開講座ならではの利点です。

まず数名を受講させて内容を確かめてから、講師派遣型に広げる進め方も考えられます。

講師派遣型の特徴と費用相場

講師派遣型の面接官研修は料金を公開している研修会社が少なく、公開されている例では1日あたり25万円(税別)程度からが目安です。

受講人数や内容、カスタマイズの度合いによって見積もりが変わるため、複数の研修会社から見積もりを取って比べましょう。

また、面接官を10名以上まとめて受講させる場合は、1人あたりの費用が公開講座より抑えられることもあります。

自社の評価シートや選考フローに合わせた演習を組み込める点も、講師派遣型を選ぶ理由となります。

オンライン研修の特徴と費用相場

オンラインで実施できる面接官研修も多く、会場までの移動が不要なため、拠点が分かれている企業でも同じ内容を受講させやすくなります。

受講料は会場開催と同額に設定されている例があり、交通費や会場費がかからない分、研修全体の費用を抑えやすいでしょう。

一方、講師派遣型をオンラインで実施する場合の費用は、会場で実施する場合と同じく受講人数や内容に応じた見積もりで決まります。

さらに、WEB面接のポイントをあわせて学べる面接官研修もあるため、WEB面接を取り入れている企業は内容に含まれているかを確かめておきましょう。

面接官の育成を研修で成功させる3つのポイント

面接官の育成は、研修前の準備と研修後の振り返りまでをひとつの流れにすると効果が出やすくなります。

面接官研修の効果を高める3つのポイントを紹介します。

研修の前に求める人物像と評価項目を整理する

面接官研修の前に、自社が求める人物像と面接で確認する評価項目を整理しておくと、研修で学ぶ内容を自社の面接に結びつけやすくなります。

人物像があいまいなまま受講すると、質問や評価の技術を学んでも、何を確かめればよいかが面接官ごとに変わってしまいます。

そのため、整理した人物像と評価項目は研修会社に共有し、ロールプレイや模擬評価の題材に使ってもらいましょう。

研修の題材が自社の実際の選考に近いほど、受講後すぐに面接で活用できます。

人物像と評価項目は、面接官全員が同じ言葉で説明できる程度まで具体的にしておくと安心です。

研修後に面接記録を振り返る

面接官研修のあとは、実際の面接で評価の理由が面接記録に書けているかを人事担当者が確認し、面接官にフィードバックします。

研修直後は意識していても、日々の面接に戻ると以前のやり方に戻りやすいものです。

したがって、研修後も面接記録に評価の根拠となる発言や行動が書かれているかを確認し続け、学んだ内容の定着を確かめましょう。

評価の理由を言葉で残す習慣がつくと、次の面接官への申し送りも明確となります。

記録の書き方に迷う面接官には、研修で使った評価シートの記入例を共有するとよいでしょう。

面接官同士で評価をすり合わせる

同じ候補者に対する評価を面接官同士で比べ、ずれた理由を話し合う場を定期的に設けましょう。

評価が分かれた候補者を題材にすると、面接官ごとの判断の癖や、評価項目の解釈の違いが見えてくるでしょう。

さらに、話し合った結果を評価基準の補足として残せば、面接官研修で共有した物差しを保ち続けられます。

すり合わせの場は、採用シーズンの前後など時期を決めて開くと続けやすくなります。

新しく面接官になる社員にも同じ研修を受けさせ、評価の基準を引き継いでいくことが大切です。

面接官研修に関するよくある質問

面接官研修を検討する人事・採用担当者から寄せられることの多い質問に回答します。

採用面接官研修は人事担当者以外も受けるべき?

現場の管理職や役員など、面接を担当する社員は人事担当者以外も面接官研修を受講するのが望ましいです。

一次面接を人事、二次面接を現場の管理職、最終面接を役員が担当する企業では、面接官の立場ごとに見るべき点も異なります。

特に現場の管理職は、配属後に一緒に働く立場から候補者を見るため、評価の観点を人事とそろえておくことが欠かせません。

したがって、人事面接研修(人事担当者が受ける面接官研修)の対象を現場の管理職や役員にも広げると、面接にかかわる全員で評価基準をそろえられます。

面接官研修の時間はどのくらい?

面接官研修の時間は、約2時間の短時間型から半日、1日(6~7時間程度)まで幅があります。

ロールプレイを複数回行う研修は1日で実施されることが多く、質問や評価の演習にも十分な時間を取れます。

加えて、短時間で試したい場合は、約2時間の短時間型の研修から始め、効果を確かめてから1日の研修に広げる進め方もあります。

受講者が多い時は、研修会社に相談して日程を分けて実施すると、通常業務への影響を抑えられるでしょう。

新卒採用と中途採用で面接官研修の内容は変わる?

新卒採用と中途採用では、面接官研修で重点を置く内容が変わります。

新卒採用では、職務経験の少ない学生の潜在能力や価値観を見る質問が中心です。

一方、中途採用ではこれまでの職務経験やスキルを具体的に確かめる質問が中心となります。

研修会社に依頼する際は、どちらの採用向けの面接官を育てたいかを伝えておくと、内容を合わせてもらいやすいでしょう。

新卒と中途の両方を採用している企業では、それぞれの面接を担当する面接官に分けて受講させる方法も考えられます。

まとめ

面接官研修の要点は次の3つです。

  • 面接官研修の役割:見極めと惹きつけの力をロールプレイで鍛え、評価基準をそろえる
  • 研修会社の選び方:採用課題・ロールプレイの有無・カスタマイズ・実施形式の4点で比べる
  • 効果の高め方:研修前の準備から研修後の振り返りまでをひとつの流れにする

このように、面接官研修は受講して終わりにするのではなく、自社の採用課題に合う研修会社を選び、研修後の振り返りまで続けることで効果が高まります。

面接官研修とあわせて評価・マネジメントなど人と組織に関する研修も検討したい企業は、全130講座以上の研修をそろえるアガルートも選択肢に入れてみてください。

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